転職お役立ち情報
CARRER ADVICE
転職を考え始めたら
転職活動の際、求人検索サイトで直接企業へ応募する方法と人材紹介会社を利用する方法と大きく二つに分かれます。人材紹介会社とは厚生労働大臣の許可を受けた民間企業の職業紹介事業者です。人材を募集している企業から求人を依頼され、転職を希望している方へ求人を紹介し、入社までサポートします。具体的に人材紹介会社(人材エージェント)を利用して転職するメリットをお伝えします。
目次
コンサルタントは、依頼された企業へ出向き、募集求人の採用背景や仕事内容の詳細、組織構成や応募要件、社風まで確認しています。人事のみならず、採用部署の責任者に直接お会いするケースも少なくありません。詳細に把握している募集求人の中から、転職希望者の条件・スキル・お人柄、キャリアビジョンとできるだけ乖離のない求人案件をご紹介することで入社後のミスマッチを防げます。
求人企業は転職サイトや自社のホームページに全ての求人を出している訳ではありません。
特に重要なポジションは上層部の構想段階で人材紹介会社(人材エージェント)に相談されるケースもあります。登録しておくことで希少な情報を収集できることがあります。
コンサルタントは転職市場を把握しているので、それぞれの業界や職種で強みとなる経験やスキルが何になるのかを熟知しています。自身では気付いていない市場価値の高い経験を発見することがあり、思いもよらない求人を紹介されるケースがあります。また求人企業に応じてアピールポイントが異なり、自身では気付かないことがアピールポイントになる場合もあります。
若年層で将来のキャリアビジョンが見つかっていない方は、まずどのようなスキルを身につけるべきか、そして5年後10年後の方向性を相談することができます。客観的に適正を知る事は、キャリアビジョンを見据える上で参考となるでしょう。
コンサルタントは、書類の通過するポイントを知っています。企業が足きりとしているTOEICの点数や転職回数など知っているので無駄な応募を避けることができますし、企業の優先度の高い求めるスキルを把握しているので、それに応じた職務経歴書の作成をアドバイスします。そのため、書類選考に通過する確率が高くなります。面接対策も同様です。転職希望者の幅広い経験、知識の中で、一番優先すべきアピールポイントをアドバイスします。
応募企業と面接日の設定をするのは手間となり、気も遣いますが、コンサルタントが企業との間に入って設定します。複数企業の面接を調整する際、人材紹介会社へ自身のスケジュールと応募企業の優先順位を伝えておくことで効率よく面接日のアレンジをします。
条件面ばかりにこだわる候補者を、企業は敬遠しがちです。ですが、転職先を決断する上で重要なポイントです。コンサルタントを介して気になることを確認することができます。
入社日が企業側の意向と合わずに話が流れたケースは多いです。実は、入社日や処遇は内定が出てから交渉するのではなく、応募段階からコンサルタントは慎重に見極めています。譲れない入社日や処遇面は事前にコンサルタントへ伝えてください。それに応じて進め、希望に沿った交渉を行います。
人材紹介会社(人材エージェント)は特定の人だけではなく、キャリアの浅い「ジュニア」からキャリア10年15年の「中堅スタッフ」「管理職」「経営層」それぞれに応じて利用するメリットがあります。自分に合った有効な活用方法を是非見つけて下さい。