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ストーブリ株式会社

 






管理部 次長
横井啓夫氏

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担当コンサルタント
嘉手苅 明子

1892年、「ストーブリ社」は織機に欠かせない「開口装置」のメーカーとしてスイスで創業しました。「開口装置」とは数千本の縦糸の11本の上下開閉を制御するもので、繊維に複雑な模様を施すのに不可欠な装置です。同社は、スイス伝統の精密機械技術で卓越した精度の「開口装置」を開発し、世界市場をほぼ独占(「ドビー織」などではシェア95%)。
安定した業績を保ちながら、さらにその技術を応用して「ロボット」「コネクタ」でも世界規模での事業拡大を推進しています。日本法人でも同様にこの2部門で増員を図り、事業強化を進めていくということで、管理部の横井次長にお話を伺いました。


   
Q: 「ロボット」では世界の大手にも納入されているそうですが、製品の特長などをお教えいただけますか?
   
横井氏: staubli_img022.jpg

実はストーブリは、開口装置で培った精緻な技術を活かし、50年も前から産業ロボットをつくっています。現在は多数の企業がロボットを手がけていますが、主流となっているのは特定用途に特化した製品開発。例えば大量生産の工場向けなら「精度よりもスピードだけを追求」、細かな作業用なら「スピードよりも正確性」、バイオの世界なら「気密性を最優先」という具合です。
私たちのロボットの最大の特徴は、これらの特性をすべて兼ね備えている点です。まず電気配線をアーム内に収めてしまうことで抜群の気密性と360度の回転を実現。電気コードがまわりに引っかかることがないため、小さなスペースへの設置も可能です。さらに作業のスピードと正確性を両立させながら、ミクロの単位から250kgの重量物にまで対応。
この「万能性」が特にクリーンルーム内での作業用に力を発揮し、社名は明かせませんが世界では半導体関連の大手にも数多く採用されています。

 
   
Q: F1レースにも採用されているという「コネクタ」にも、開口装置で培った技術が活かされているのですか?
   
横井氏: はい、この分野でもすでに30年の歴史を持ち、世界屈指の技術を誇っています。「コネクタ」とは文字通り、何かと何かをつなぐもの。
F1レースのコックピット作業で、ホースを車体に差し込んで燃料補給を行っているシーンを見たことがある方も多いと思いますが、あのホースの先端の「コネクタ」も確かにストーブリの製品です。
着脱が非常にスピーディで、しかも燃料を一切漏らさない。
矛盾するような2つの機能を実現しているのが、まさに独自の精密技術です。
コネクタには燃料のような液体用のほか、気体用、電力用、データ通信用、光ファイバー用など様々な種類があります。
また使われる場所により、高圧・高温・低温・真空といった過酷な状況への耐性も求められます。
これらの課題をすべてクリアしているからこそ、鉄道や航空機、宇宙開発といった分野で採用されているのです。
   
Q: 日本での事業拡大に向けてどんな準備をされ、どんな人材を求めていらっしゃるのですか?
   
横井氏: いずれの分野でも営業力の強化が急務です。
ロボットもコネクタも、私たちの製品は他社に比べて「高性能」ですから、どこにでもニーズがあるというわけではありません。
そのため現在、社内できちんとしたマーケティングを行い、営業対象業種をセグメンテーションしているところ。
これから入社していただく方にも、もちろんこうした営業戦略の立案に参加していただく予定です。
できれば英語が堪能な方、少なくとも読み書きに不自由のない方。 staubli_img02.jpg そして両事業とも、既成概念にとらわれない方が望ましいですね。
「こんなところなら、ストーブリの製品が力を発揮できるのではないか」といった発想・想像力を発揮して、仕事に取り組んでいただければと思っています。
単なるセールスではなく、マーケティングや営業戦略にも携わる。
そして格段に性能の違う製品を自信を持っておすすめし、半年〜1年かけてじっくり提案していく。 そんな仕事の醍醐味を味わっていただけるはずです。
   
Q: 仕事環境などで、貴社ならではの特長はございますか?
   
横井氏: staubli_img033.jpg 日本での拠点は、ここ大阪のみ。
全国各地への出張は多いですが、転勤はなく落ち着いて仕事に取り組んでいただけると思います。
社員はほぼ全員が中途入社ですから、もちろん中途のハンデはありません。
また仕事の進め方は個人に任せ、効率を重視し残業をしない主義。このあたりは「外資系」だからこその社風かもしれませんね。
ただ日本進出からすでに27年になりますので、例えば利益が出たときはそれを皆に還元するなど、日本的な風土もしっかりと根づいています。
外資系と日系、両方のよいところがうまく融合した企業風土と言えるのではないでしょうか。
   
  本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
   
  ストーブリ株式会社 
   

 


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