2010.10.10 F1日本GP 鈴鹿
行け~ いてこませ! そこや!突っ込め! よっしゃあ!!!
私はTVの前で立ち上がって拳を握り締め、大声で叫びながら、ガッツポーズを繰り返した。
くそ~待たんかい。邪魔や、のかんかい!
お前(それが例え皇帝シューマッハであろうが、今はときめくレッドブルマシンであろうが)なんかに負けるかい!
直線はエンジン性能やけど、コーナーはテクと根性。
勝負は第1セクター最後のヘアピンの突っ込みや!
その日彼ととも私は鈴鹿を走った。
彼の名前は、BMWザウバーF1チーム 日本代表 小林 可夢偉
鈴鹿の常識では抜きどころは1コーナーかシケイン
過去の鈴鹿のヘアピンで5回ものオーバーテイクを達成、いやチャレンジすらしたことがあるドライバーがいただろうか。
あのセナでさえも。
非力なプライベーターマシンでワークスマシンをぶち抜く彼はGPの翌日から「オーバーテイクキング」(日本語では追い抜き王^^)と呼ばれている。
世界のナカジマ、亜久里、神風右京、琢磨たち日本の侍たちが果たせなかった夢を、日本中のモータースポーツフリークの夢を、あなたは背負ってしまったよ。
灼熱の真夏日も、路面が雪でカチコチになる日も、雷が鳴る雨の日も、小学校が休みの日は毎日毎日、たからづかのサーキットにやってきて、何週も何週も練習を繰り返す無邪気な「カムイ」がF1ドライバーを夢みたように、おじさん(90年代元TKF86クラス鈍足ドライバー)は、フェラーリF1を駆り、世界チャンピォンになる「カムイ」の姿を夢みています。
Forza! KAMUI !
佐藤

